建築家の自邸は実験の場であれ
人体実験ではないですが、自宅を建築するときはいろいろと思っていたことを実験したいと思っていました。
というのは、お金を払ってくれたクライアントにいきなり実験的な試みをすることは中々出来ないからです。
まず自邸で試してみて暮らしながら改良を重ね初めてそのディテールなり設備的なアイディアなりが活かされると思います。
そうした試みが結果として説得力のあるよりリアルな設計につながるのだと思います。
建築の世界に身を置いて四半世紀が経とうとしていますが分からないことはまだまだ沢山あります。
時代に流されず自分なりの建築哲学を持っている人がこれから求められると思いますがそうした哲学を持っている知り合いを僕は一人しか知りません。
by shibamune_house
| 2015-07-27 18:48
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